 議会レポート10号 ( 1998.1.1 ) |
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| あなたの1票で 議会を変える まちが変わる 暮らしが変わる |
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No.10
(1998.1.1) |
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| ■ １２月議会 のりこの一般質問 |
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| 暮れのお忙しいなか、今回も大勢の皆さんが傍聴に駆けつけて下さり、心強く思い声を張り上げ、１２回目の質問を終えました。 |
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| １．環境行政について |
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(1) |
「熱分解＋高温燃焼（溶融）炉」の諸問題について |
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技術的信頼性と機能、安全の保証について |
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導入と維持管理における経済性の根拠について |
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機種選定の方法と随意契約の問題について |
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採用予定のプラントメーカーの信頼性について |
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(2) |
ひらかれた市政と市民参加に関する諸問題について |
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機種選定の方法と手続きについて |
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情報公開と市民参加について |
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ごみ収集の在り方と塩化ビニルによる環境汚染対策について |
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| ２．図書館行政について |
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(1) |
中核市をめざす本市の図書館の在り方（現況と課題）について |
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(2) |
ゼロ歳児からの生涯学習都市を実現するための課題について |
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| ■ 焼却炉更新問題について |
| ～ 沈黙は禁！ ひとりひとりの一声から！ ～ |
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| ▽焼却炉 ここが問題！ |
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豊橋市が採用した、次世代型「ガス化溶融炉」（※）は、これからの数年、大いに開発が進み、５年後には実用化の段階に入るのではとの意見から、いやいやまだまださらに５年、つまり今から１０念はかかるという専門家まで慎重な意見ばかり。まさに開発途上まっただなか。 |
| ・ |
型式決定時（昨年２月）の情報皆無の状態から１０か月。刻々と入る最新・的確な情報から判断すると、この次世代型炉の技術の先進性は認められる。しかし今すぐ更新したい豊橋市には、間に合わないこと。この採択は誤りであったことが誰の眼にもはっきりしてきた。 |
| ・ |
専門家の意見を聞かずにここまで進めた、豊橋市の環境問題の責任は誰がとるのか。市の言う『担保』には託せない。２００トン炉２基、２００億円、２０年をみすえた、今世紀最後の大型事業である、焼却炉更新問題には、豊橋市政の長年にわたる諸問題が噴き出ている。 |
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※次世代型『ガス化溶融炉』のひとつ『熱分解＋高温燃焼（溶融）炉』
今までのようにごみを燃やさずに熱分解＝450度で蒸し焼きにするので、金属類は酸化しないで取り出せる。ごみはガスとカーボンに変わり、次の溶融炉の熱源（ドイツでは天然ガス使用）となる。焼却灰などを1300度で溶かしスラグ化するが、ここではダイオキシンは存在せず、スラグの中に重金属も封じこめられ、減量、減容効果は大と言われる。シュレッダーダストなどの産廃用、発電用の炉としての位置づけの下、独・フェルト市で試運転中。
三井造船（シーメンス社と提携）によるこの炉は、昨春技術評価され、国庫補助対象となっている。この1年、同社の既設炉のトラブルと、住民への対応から学んだことは、事故があっても国の指導・援助は期待できない、責任はすべて採用した自治体にあり、保証はメーカーとの性能保証等の契約内容に尽きること。市民への情報公開の必要はここにあり。
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| ▽議会で大問題になっているのに、なぜ何も変わらないの？ |
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市長が方針を変えないから。 |
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型式決定にいたる手続き等を通して、この１年間の市政を見るに、市民不在は誰の眼にも明らか。／誰のための炉の選択か、疑問は増大。／あくまで市長が断行するならば、あらゆるリスクと財政上の情報等の完全公開を、今後２０年間にわたってする必要がある。／市民の信頼と協力なしに、ごみ問題の根本解決はない。／市長の責任は今も、これからも重大である。 |
| ・ |
議会で『予算』が通ってしまうから。 |
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発注仕様書委託料5,320万円（昨年３月議会）ドイツ視察費410万円の補正予算（同１２月議会）ともに、紛糾したものの、賛成多数で可決。（※※）／いよいよ入札に向けて予算上程予定。（３月議会）議会が予算を通せば、いかに問題山積でも粛々と進められてしまう。／議会の責任は重大なり。 |
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| ※※ 昨年３月議会から、毎回、「焼却炉更新問題あり！」と、質問。ドイツ視察予算反対（３つの理由をあげて）の討論も１２月議会で行ないました。 |
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| ▽豊橋市議 渡辺のりこの提案 |
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| (1) |
独・シーメンス社の「実機１号」は、当初の計画通りの運転が進まず足踏み中。２月にここへ視察が行なわれるが、むしろ安定稼動確立済みのシステムに１日も早く切り替える時。そのために残された日はもう100日ない。 |
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まだ間に合う。でもあと３か月だけ！ |
| (2) |
ダイオキシンにとってすぐれものと言われるが、実機稼動による、数値測定結果はまだ出ていない。 |
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私たちのごみ問題にもっともっと声を上げよう！ |
| (3) |
経済性に優れると採用理由にあるが、炉のコストはどんどん下がっている。総合的な稼動実績ない炉で、どんな数値を比較したのか。詳細の公開を。売らんかなの値段にのっては、ますます財政圧迫の一途をたどるだけ。 |
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これからの２０年、これで責任がとれるのか。 |
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| ■ ’９７年は調査・視察に明け暮れ、大変お世話になりました。 |
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| １月 |
18日 |
東京市川房枝財団セミナー＆行財政自主研 |
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20日 |
関東地方の議員グループの豊橋市視察 |
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27～31日 |
福島県いわき市 → 女性施策 |
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山形県長井市＆岩手県盛岡市 → 生ごみ堆肥化施設 |
| ３月 |
22日 |
名古屋ダイオキシン学習会 |
| ４月 |
3～4日 |
栃木県鹿沼市・宇都宮市 |
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→ 特養施設・生ごみ堆肥化実践のホテル視察 |
| ５月 |
15～17日 |
福岡県筑後市・八女市・星野村 |
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→ 焼却炉、民芸館、自立した村づくり |
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22日 |
一宮町の希全センター（県身体障がい者総合施設） |
| ６月 |
14日 |
廃棄物処理展（インテックス大阪） |
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15日 |
ダイオキシン関西ネット集会（大阪鶴見緑地） |
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26～27日 |
群馬県高崎市、静岡県掛川市（駅特調委視察） |
| ７月 | 4～5日 | 行財政自主研（東京） |
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14～19日 |
大阪府羽曳野市・岸和田市・八尾市、兵庫県播磨徳久
山口県宇部市 |
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→ 学校図書館、焼却炉、リサイクルプラザ
空教室利用、中ホールと文化ネットワーク
ペットボトル店頭回収など |
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29日 |
学校図書館研究大会（大阪） |
| ９月 |
12日 |
ウェステック'97焼却炉展（千葉幕張メッセ） |
| 10月 |
2日 |
東海市 → 灰溶融炉・図書館 |
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7日 |
碧南市 → 灰溶融炉・図書館 |
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17日 |
東京都北区 → リサイクルプラザ・行財政自主研 |
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23日 |
桑名市（駅特調委視察） |
| 11月 |
1日 |
焼却炉講演会（石川禎昭技術士） |
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16日 |
河川法学習会 |
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17～19日 |
広島市・東広島市・姫路市（総務委員会視察） |
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22日 |
焼却炉学習会（星野昭一氏） |
| 12月 |
5日 |
大阪府豊能郡視察（焼却炉） |
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6日 |
ＣＯＰ３ 全国ごみサミット参加（京都） |
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23日 |
ＣＳ研究会（司書）豊橋集会に参加・交流 |
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26日 |
海部郡立田村 → 産廃の焼き場の視察参加 |
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| 今年は皆さまから直接学ばせていただく１年に！ |
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・ ごみは毎日の問題。リサイクル循環社会のために。（環境）
・ いつまでも元気で楽しく暮らせるために。（福祉・まちづくり）
・ 希望をもって、未来を考えるために。（教育・子ども）
・ 平和と心の豊かさを生み出す文化発信のために。（図書館） |
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今まで、小さなお子さん連れの集まり（個人の家、市民館）、コーヒータイム（喫茶店）、勉強会や地域活動の例会、お仕事先での休憩時間（屋外も含めて）等に、お訪ねしました。
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