て~ぶる26号 ( 2007.6.30 ) |
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皆さんと行政の協働「て~ぶる」となってまちづくりを進めるとよはし市民会議 |

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No.26 |
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〒440-8501 |
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豊橋市今橋1 豊橋市役所7階 |
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とよはし市民会議 |
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■ 6月市議会の一般質問でとりあげた「風力発電所計画」を中心にご報告します。 |
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なぜ風車に健康障害?
「エコ」で「優れもの」ではなかったの? 今年3月、とよはし市民会議は、細谷と久美原にあるM&D社の風車周辺の方から健康上の訴えを聞き、現地調査開始。中電の表浜13基風車計画説明会にも参加。地上からの高さ80mの塔の先に40mの羽根がついた風車が海岸に沿って建つことによる思いがけない問題が急浮上。 近隣の人々の健康障害、あかうみがめの環境保全、海岸風景の変貌、海岸と空のレジャーへの影響など、迅速な対応と対策が求められています。「風車」は豊橋市全体の問題です。 |
とよはし市民会議とは・・・ 1995年結成、一人会派(代表渡辺則子)「子ども・図書館・環境・健康」を中心に、協働でまちづくりに取り組み、節税と市民満足度向上を目指します!●30年余にわたる「地域子育て&子ども文化活動力」を原点に、先進事例に学び、市民活動と議会提案の両輪を続けます。●この度の改選により、13年目の議会活動を開始。市議会報告「て~ぶる」は政務調査費にて発行・新聞折込みしています。 |
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畑やハウスの人たち、風車の近くの家には、音、振動に加え、日が射す間中、旋回する羽根の陰が届きます。(細谷にて 2007.5.23 ) |
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地球温暖化防止対策として、二酸化炭素を出さない風力発電への期待が高まる一方で、日本の国土に合う国産風車は時期尚早ではとの懸念も…。 |
「風力発電の考え方」はOK。でもなぜ細谷の海岸に? |
風車の近隣で、耳鳴り、頭痛、睡眠障害が発生しています。 聞こえない音「低周波音」による被害であることがわかっています。 気にしなければよいと済ますことはできないほど、重要な問題です。 |
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騒音対策は二重サッシ等で解決することがありますが、「低周波音の根本的な対策は、音源を取り除くか、音源に工学的な対策か、転居すること」(「低周波音症候群」より抜粋) |
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風車の位置が生活の場に近すぎることが問題です。建設予定地の500m以内にハウス、民家、福祉施設、学校があります。既設1基により不定愁訴を経験され、12基(豊橋側)が林立する計画に不安を持たれる皆さんの気持ちは理解できます。 |
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◆◆◆ とよはし市民会議は提案します。 ◆◆◆ 自然エネルギー活用とは、さらなる電気を作ることでなく、自然に学び、今の「電気使用」を限りなく減らすことです。 風力発電計画から見えてきた「環境と健康の両立」と「税金の使い方」の問題。 |
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■私たちが生活の場でできること。
(1) |
無料&最大の自然エネルギー「太陽」の活用!
早寝早起きで「太陽」を中心にした生活時間の取り入れ/太陽光発電拡大/太陽光活用事例:「衣装ケースによる生ごみ堆肥化」 |
(2) |
電気使用を減らす! 節電対策のための生活情報交換の徹底を。
10年、20年、30年前の生活スタイルからできることを取り入れる。 |
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■環境教育へもっと税金を。
(1) |
公共施設での電気の使用を徹底チェックする。 |
(2) |
「環境学習施設」への施策転換を。
風力発電の風車1基の建設費は、数億円。 そのうち、半分~3分の1は補助金(税金)です。細谷海岸一帯の13基建設費用合計は数10億円。(主なものはライセンス料。電力推計は17,000戸分と聞きました。)建設費分を『節電・環境教育』プロジェクトに、1年1億円投資を10年続ける。「風車」を機に、誰もが参加できる環境プログラムの開発、実証を通して、これ以上「原子力発電所」を作らない生活スタイルへ。風車を止め、「環境学習施設」への施策転換を図る。 |
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■細谷の風力発電所計画の問題を追求することこそが「エコ宣言」
(1) |
風車周辺の皆さんが訴えている「低周波音」による自律神経失調症に似た「低周波音症候群」。住民の皆さんのこうした声を受け止め、ともに安心・安全のまちづくりへ! |
(2) |
『自然エネルギー』を活かす生活への一歩をここから始めましょう。 |
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◇◇◇とよはし市民会議の調査日記◇◇◇
(1) |
5/初旬 |
中電の地元説明会(そのうちの3会場)傍聴。女性の方々の訴えを多く聞く。 |
(2) |
5/23 |
風車近くの皆さんの生活現場でミニ集会。風車周辺を巡り、農地等でも直接聞く。 |
(3) |
5/29 |
「豊橋市風力発電施設等の建設に関するガイドライン」入手。→6/4 風車問題を一般質問。 |
(4) |
6/10 |
東伊豆町から9名来豊。細谷と久美原の風車視察に同行。 |
(5) |
6/14 |
環境保全課による陳情団体住民へのヒヤリング。 |
(6) |
6/18 |
中電用地対策担当者から、表浜計画の説明を受け質問。→「豊橋市東部遠州灘沿岸部における風力発電について」【豊橋市長印】平成19年4月26日付文書の存在確認入手 |
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2002年施行RPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)で風力発電の建設が進展 |
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ネット情報:中部電力の新エネルギー発電義務量は3億9,100万Kw(10万8,600世帯分に相当) |
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NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成制度:地方公共団体、民間企業、民間団体により、1/3~1/2以内の補助率。 |
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現在、豊橋市内では細谷に1基(M&D社所有)、田原市内では27基(300kwh以上)が稼働中。 |
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長野県伊那市役所のHP:風力発電を否定しないが「長期的な視点に立ち、中・大型風力発電が地域と市民にメリットがあるかどうかを総合的に考え」建設はふさわしくないと判断された経緯が紹介してあります。市民、行政、議会の役割が明解です。 |
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■ 一般質問 ~農薬散布問題を子ども・健康面から取り上げました。 |
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公共施設における農薬散布の実態はどうか。 |
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高師緑地の松の管理を農薬なしで取組むことはできないのか。 |
A: |
昨年度、散布を3回から2回への減、松枯れは、50本から100本へと増えた。今年は2回散布する。 |
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有機リン系農薬の子どもの脳への影響についての認識はどうか。 |
A: |
有機リンは脳の発達段階にある胎児や子どもへの感受性が高いことや、脳機能に関与する酵素の働きを阻止するという報告を承知している。 |
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とよはし市民会議のコメント:
もっと行政は農薬と健康の情報発信を。
農薬散布を最後の手段とする総合的な管理へと積極的に転換を! |
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■ 高師緑地公園の松の農薬散布は なぜ止められないのか。 |
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市役所: |
緑地の松の保存に農薬散布は必要。 |
市 民: |
緑地周辺の住宅地や公園利用者への農薬飛散等の防止と安全・安心公園づくりを。 |
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今年の高師緑地公園の農薬散布: 5月30日マツグリーン12,000㍑(1,000倍) 6月13日エコワン3フロアブル12,000㍑(200倍) |
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9月議会でとよはし市民会議は提案します。 |
(1) |
市民協働の発想を取り入れ、減農薬代分を活かそう!
・松食い虫の被害にあった場合、すぐに撤去する費用に。
・農薬散布の効果を検証、農薬以外の方策を試みる。
・緑地の「松の木」の管理人を決め、情報収集ネットを。 |
(2) |
困っている人、子どもの立場に立って!
・弱者の出しにくい声を、しっかり受け止めること。
・有機リン系農薬、その他の農薬の曝露による問題は、今後ますます大きな問題となることは必至です。 |
(3) |
環境か健康か。市財政の節約を第一に問題点の整理を。
農薬止めて樹木の目視に転換すると費用がかかる?環境保全に投資する「費用と効果」の再検証を。 |
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渥美半島先端の松枯れ木があちこちで山に。
遠方に風力発電の風車。 |
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高師緑地で体操の時は、
この「my松の木」の前で。 |
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午前2時開始の高所作業車による
農薬散布は、5時頃にはこの明るみ
の中で。 |
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殺虫剤を減らすために!IPM (総合的有害生物管理)で。 |
■2003年9月農林水産省「住宅地等でやむをえず農薬を使用する場合の注意事項」を通知■環境省自治体アンケート「自治体における街路樹、公園緑地等での防除実態調査」(2005年実施)で、定期的な散布実態が明らかに■本年1月31日、農水省消費安全局長と環境省水・大気環境局長の連名「住宅地等における農薬使用について」再通知■虫がいるかどうかの生息調査を実施し、可能な限りの防除法を検討し、農薬使用は最後の手段とするIPMにより殺虫剤の使用を減らすべきです。 |
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■ 小さな本を見~つけた
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暖冬の影響で蚊が大量発生との予測。子ども向け殺虫剤のPRがさかんです。 身体に直接触れる「農薬」について、関心をもって、考えてみませんか。農薬は毎日の生活の中にいっぱいあり、大変身近な健康問題です。 【虫との共存】夏休みの課題にいかがですか。 ※今年はファーブル「昆虫記」全巻刊行100年目! |
「低周波音症候群」汐見文隆著 アットワークス \1000
豊橋市中央図書館では同じ著者による「隠された健康障害~低周波音公害の真実~(1999年刊)があります。 |
「農薬いらずの庭づくり」 反農薬東京グループ刊 ¥860
安全。節約。周囲に優しいガーデニングを。ヒントがいっぱいです。 |
ぐんま科学フォーラムin Tokyo(H19年5月11日群馬県主催)
「有機リン問題」の最前線 群馬県庁から記録CDと資料を入手。ご希望の方は(0532-48-1203)までご連絡下さい。 |
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渡辺 則子
(とよはし市民会議 代表)
(建設消防委員会 委員) |
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