て~ぶる3号 (2001.10.2 ) |
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No.3 |
住民が主役のまちづくりを子ども・健康・環境を中心に進める |
<とよはし市民会議>発行 |
〒440-8501 豊橋市今橋1 豊橋市役所7階 |
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お知らせします 豊橋市9月議会 |
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■ 渇水をダムで解決? |
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今年のような渇水を、4年に1回我慢できれば、ダム無しで済むと言われます。ダムが必要と大合唱する前に、節水と雨水利用をもっともっと進めるべきです。
ダムを作れば、川の流れや海の生態が変わり、環境破壊が進むことは、三河湾でも言えることです。
人口増や工業・都市用水利用が下方修正を迫られ、既存のダムを利用・活用すれば、新規ダムは不要との意見も出てきました。異常気象に対する治水対策は、都市部の重要な課題となってきています。
ダムなし案(※)によれば、農業用水を従量料金制にすることで年間5千万トン減らせること、治水としては、左岸霞(かすみ)を全面的に維持保全し、河口から20~25km地点で必要な低水路拡幅を行なえば、設楽ダムなしで、戦後最大洪水に何とか対応できるとしています。
今年の渇水を解決したのは台風の雨でしたが、節水して待てば必ず恵みの雨があります。『水・環境・ダム費』と上流山村の情報を今後もお届けします。 |
(※)豊川を守る住民連絡会議発行「清流豊川を守ろう」@500円 |
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■ 産廃都市 とよはし |
農工業の発展と生活の便宜を支えた『ごみ』は今、山や海、地下水の環境汚染として、連日報道されています。
産廃の法律が改正されたことに合わせ、迅速な対応が出来る部署の強化が必要。また住民の苦情・汚染通報等による、早期発見で、適正処理が進むためには、もっと情報公開をと質問。
産廃は県議会でも取り上げられ、愛知県の産廃情報公開は一歩前進しました。
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「豊橋市産業廃棄物適正処理指導要綱」(平成13年5月)増刷しました。ご活用を。 |
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■ 65才以上の皆さん、10月から保険料は全額となります。! |
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◇ |
元気だから、払わない。介護サービスを受ける時になったら考える。ほっといたらどうなるのかね。 |
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市役所から「催告書」が届きます。1年滞納して、サービスを受ける時、利用料は償還払になります。(まず利用料の全額を払う。後で負担分を除いて払い戻す)その後も滞納すると、10年間、自己負担が1割から3割に。
→詳しくは広報7月15日号「保険料を払わないと・・・」 |
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豊橋の1号保険料(平均月額)は10月からどの位になるのかね。 |
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1,379円(第1段階)~4,136(第5段階)の間になり、今後、介護サービス利用がさらに進むことが期待されます。
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皆で支えあう「介護保険」の宣伝がまだ足りんね。 |
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説明会の継続、介護保険ガイドブック(配布間近)、市が11月に行なう保険料のアンケート(50才以上12,000人)などに期待します。
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◇収納率と減免について◇
保険料を払えない人の援助をどうするのか。平成14年の改定の時を視野に入れて、特に第2段階(世帯全体が市民税非課税)の方の声を受け止めることが必要と考えます。 |
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■ 豊橋にも『子ども課』を! |
就学前の子ども施設が、真に「子ども」主体で運営されているのか。補助金のため、予算・決算審査の限界がありますが、常に子どもの問題は、関連するすべての部署で議論される必要があります。
豊橋の子ども施作を根本から作るため、「子ども課」が必要と、99年6月議会報告で指摘後、視察崎の市川市、高知県、豊田市で「子ども課」設置の情報を入手。12月議会に向けて機が熟してきました。「子ども」のことなら何でも、ご意見をお待ちしています。
子ども施策の総合窓口として『子ども課』を提案します。
赤ちゃんから、中学校を終えるまでなんでもどうぞ!まず子ども課へ!
縦割り行政の問題解決は、子どもから。 |
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■ は~い こだまします みなさんの声 Q&A |
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Q: |
今、「子ども」のことはどこが担当しているのかね。 |
A: |
子どもの成長に大切な「公園」ひとつとっても、今、3課に分かれて設置・管理されています。(公園緑地課454園、青少年課50園、障害福祉課=社会福祉協議会22園。行政の縦割り仕事でなく、市内全体の「子ども公園整備計画の視点が必要です。 |
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子どもを中心にして、常に「公園全体像」を描けば、病院跡地の子ども関連施設への提案は、まず「子ども課」から始まるのではないかと考えます。
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Q: |
「子育て支援」の進み具合は? |
A: |
5課の取り組みを紹介します。
(1)児童福祉課(保育所中心)→支援センター、一時保育、ショートステイ、地域活動
(2)教育課→幼年期教育研究
(3)社会教育課→ワイワイ広場
(4)男女共同参画課→ファミリーサポートセンター
(5)保健予防課→すくすく広場 |
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これらのメニューは、虐待防止支援からも重要です。情報を直接・関節両面から伝え、受ける24時間体制が求められます。
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Q: |
そういえば子どもの安全対策、幼稚園では開かなかったわ。子ども予算の配分はどうなってるの? |
A: |
豊橋では公立幼稚園がないため、この時期の保育・教育には問題があると考えています。 |
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《平成13年度豊橋市 保育園、幼稚園予算 ~国・県補助金含む~》
・公立保育園(5園 570人)・・・9億5,948万円
・法人保育園(50園 7,560人)・・・76億1,405万円
・私立幼稚園(29園 5,550人・・・3,316万円、2億6,360万円(就園奨励費補助金) |
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■ 朗読映画『センス・オブ・ワンダー』 (107分) |
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「もしも私が、すべての子どもの成長を見守る善良な要請に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けて欲しいとたのむでしょう。」
ケネディの時代に『沈黙の春』を著して、化学物質の環境への影響を世界にいち早く伝えたレイチェル・カーソンが、幼子との自然体験をもとに書いた「センス・オブ・ワンダー」の映画化。
10月7日(日) 4回上映:10時~、13時~、16時~、19時~
愛知大学記念館3階 |