て~ぶる31号 ( 2008.10.30 )
  皆さんと行政の協働「て~ぶる」となってまちづくりを進めるとよはし市民会議
てーぶるてーぶる画像
No.31
〒440-8501
豊橋市今橋1 豊橋市役所7階
とよはし市民会議
給食は安全?財政は大丈夫?
「とよはし市民会議」は
豊橋市議会の一会派です。
代表:渡辺則子  
Since1995
とよはし市民会議が今取り組んでいること
(1)「ゼロ歳から市民」に贈る子ども条例
  子育て・子育ち困難家庭支援をしっかり
(2)「地域で最後まで」安心生活支援策
  官民で助け合いまちかどセンターを
(3)「図書館活用拡大」市民生活向上策
(4)「情報公開」で行財政のチェック
(5)「健康・環境」安全生活維持支援
  遊休農地活用で食農環境教育を
■傍聴ご案内:福祉教育委員会■ 
10月31日午後1時開会/市役所7階
・南地域図書館基本計画(素案)
・市民病院改革プラン(案)
予約は要りません
直接7階の委員会室へ
お問合せ:議会事務局TEL:51-2920

「(財)豊橋市学校給食協会経営状況」報告

汚染輸入米が学校給食にも及び、安全性が大問題となりました。「豊橋市食品規格書」(一般・青果)をもとに選定委員会で購入を決定していますが、冷凍・加工食品は、コロッケ、一口カツなど、118品目が使われています。
給食


Q: 材料の原産地の確認は?
A: 冷凍食品は国内製造が入札条件。品目ごとに配合・成分・産地の「製品規格書」を入手し確認。原料の原産国に不安要因のある国名記載の場合、市と給食協会が協議し選定から除外する。
【市民会議の提案】
(1) 牛乳を含むミルク製品を10月は7品目使用。原料現地確認の徹底調査が必要です。
(2) メラミン食器を強化磁器にし、洗剤も石鹸使用への切り替えを求めていきます。

「財政健全化判断比率」報告

この早期健全化基準(↓)がひとつでも超えると健全化・再生計画の策定義務が生じます。豊橋市は基準を超えていない今の状況を「比較的良好」と考えているとの答弁でした。
下の( )内の数値は国の定めた早期健全化基準
1. 「実質赤字比率」 - (11.25) 一般会計が中心の収支による赤字<赤字はありません。>
2. 「連結実質赤字比率」 - (16.25) 市全体の収支による赤字<赤字はありません。>
3. 「実質公債費比率」 8.3(25.0 ) 市全体の公債費負担の割合
4. 「将来負担比率」 95.5(350.0) 市全体と開発公社を含む将来的実質的負債の割合
*1.2.は黒字のため、-で示してあります。 <黒字の比率>→1.<5.4> 2.<11.74>
*手堅い財政運営の効果”が市民に分かりやすく伝わる広報の工夫を求めました。
買い物かご
渡辺則子「一般質問」
     ~詳細は「豊橋市議会ホームページ」をご覧下さい~

0.レジ袋について
Q: ごみ袋を指定している近隣自治体でレジ袋有料化が進んでいる。豊橋市が参加しない訳は?
レジ袋使用と二酸化炭素削減の関連の考えは?
A: マイバッグ利用や必要最小限のレジ袋配布の啓発に務めてきたが、レジ袋をごみ袋使用している現行の実態を検証し、減量の効果や施策としての必要性を見極める/レジ袋一枚の製造から廃棄焼却まで60gのCO2が発生する。ごみ袋のCO2はレジ袋の約8倍と考える。
【市民会議の考え】
レジ袋がどの位の割合でごみ袋に使われているかその実態調査を
有害金属使用のプラスティックは焼却見直しの時。

1.情報公開と産廃問題
*市民が反対する産廃焼却炉の設置に関する会議の公開が進むよう今後も求めます。
→ もっとホームページで情報公開を! へ

2.表浜海岸の風力発電計画の現況
答弁:事業者は住民理解を得るよう検討中。地元住民が地域の環境について考える機会となったことを真摯に受け止めている。
*今夏、「節電こそ最大の環境保全」と確信。

3.学校図書館支援センター推進事業指定地域3年目の成果と課題
答弁:「人・情報・物流」を支える「学びネットワーク」が次の課題。  
 *8月29日全国学校図書館協議会で本市の事例が発表されました。
   小学校拠点校の司書配置実現へと、さらなる前進を期待します。
   有能な司書のもとでこそ、ボランティア活動が生かされます。
ごみ処理場
 530のまち・豊橋 ごみ減量モデル都市に向かって!
                 とよはし市民会議の考える「減量施策」

◆生ごみの堆肥化に着手を。
~生ごみは「微量要素」の宝庫~
◆焼却炉3号炉を将来更新せず廃炉に。
家庭の電動式生ごみ処理機で一次処理した「乾燥生ごみ」→遊休農地活用の有機・無農薬市民協働農園で堆肥化 → 提供家庭に野菜を届ける。(仙台市に先行事例あり)
*答弁によれば、約3割強が乾燥生ごみをごみに(=焼却処分)。もったいない!
資料「とよはしの環境」より
・地面設置のコンポスト型は昭和61年から17年間で13,317基普及。
・電動式は平成11年から8年間で5,128基普及。
半額(3万円上限)の補助金合計は1億4,121万円になります。
「3号炉の更新を行わない」と決め、その日に向かって、「ごみ減量X年計画」を開始。環境と財政への負担軽減に最大の効果あり。孫や子のため、今できることに叡智を結集!“チリも積もれば山となる”減量の具体的なアイディアの大募集を。
もみじ
■9月議会 議案106号■
3号炉施設整備工事3億9,375万
(三菱重工環境エンジニアリング)
平成18年~24年継続事業
工事請負契約締結(随意契約)
まだまだお金がかかります。
もっとホームページで情報公開を!
コンピュータ          他都市と比べホントに遅れています!

豊橋市で審議会・協議会・委員会等の会議の内容・委員名・会議日程のお知らせ、会議録の公開などをホームページで公開しているのは、市議会、教育委員会、市民協働関連等の一部です。市役所地下1階の「じょうほうひろば」で文書公開をしているとの理由は、あまりにお役所的。
IT化を進めたのは「いつでもだれでも情報ゲット!」のためでは?
質問
庁内すべての審議会等の原則公開徹底の考えは?

答弁
関係部局へ各種情報提供充実の周知に努め、効果的な情報提供に取り組む。

質問

愛知県、名古屋市(廃棄物処理施設専門委員会議)、豊田市、岡崎市で公開されている産廃施設設置に関する審査会議を公開すべき。

答弁
委員相互の自由闊達な意見の発言を阻害しないよう、委員個人を保護する観点で今後も非公開。だが、他都市の例もあり、公開のあり方を勉強する。
【市民会議の考え】
(1)市民が行政情報を[共有]すれば・・・・・理解が進み、積極的な意見が増え協働が進みます。
(2)窓口で市民を門前払いする前に・・・・・「市・課の仕事」を明確に伝えて、共に考える姿勢を。
12月市議会に向けて「とよはし市民会議」は取り組みます
のりこ近影
渡辺則子
とよはし市民会議 代表
福祉教育委員会  委員
■政務調査費■
今年度から海外視察、一般行政視察費削減に伴い、政務調査費は月額9万円(2万円増)になりました。
とよはし市民会議は政務調査費108万円を、年4回市議会報告「てーぶる」の発行と新聞折込み、先進地視察、行財政研修等(年間随時)の経費に使わせて頂いております。
■視察<秋>予定■
(含む私費)
10/12(日)東京子ども図書館
10/13(月)足立区都市農業公園
10/25(土)横浜市:市立図書館
   横浜市市民活動センター
   かながわ県民活動センター
(1) 「ここにこ館」
子どもの健康を第一とする
施設管理を。(継続)
(2) 「農薬使用指針」策定
子どもの健康第一とするため、
市民への農薬情報提供を即、実施。
(3) 「南栄市営住宅立替計画」
高齢者に安心と安全を。子育て世代に優しいまちを。お花と集いのスペースを。ゆとり空間のまちを。
(4) 「化学物質過敏症」チェック
リスト配布に向けての取組み。(継続)
(5) 「図書館開館100周年」に向けて
市民協働で記録作製のため資料収集着手を。
(6) 「産廃焼却炉問題」
住民の健康と周辺の環境保全を第一に。

ドットJP議員インターンの美崎さん
舞ちゃんとモチ君(8~9月市民会議5回生)
と資源化センターへ。

530キャラの
  舞ちゃん&モチ君 →
豊橋市環境部の皆さんの
癒しキャラになればと、
議会傍聴の合間に
書きました。(美崎)
視察レポート(政務調査費&自費) 4月~5月 とよはし市民会議

千葉県流山市=
(1) わらしこ保育園わらしこ保育園(子育て支援センター)
市内の公園を使って「ひろば事業」が行われている日に運よく視察。土と水とお日さまの力によって、集団の中で、一人ひとりが成長する機会をと、子育て支援の方針が明確。住宅街の園舎は木材がふんだん。子ども達の熱気に圧倒され通し。
(2) 森の図書館(NPO法人が指定管理者)
森の図書館図書館を良くしたいとの願いを持つ市民団体がNPO法人として図書館管理を引き受けた!「市民」が市民感覚を大切にしながら、サービス提供の責任を持ち、市は逆に「市民」を評価する側に立つ。NPO法人の皆さんの真剣な働きぶりを見て、「適正な運営費」等委託料の「市民」側蓄積がないことや、図書館サービスは市場価格で比較できないことが問題と考えます。
サービスと人材供給が公的責任で行われることで「安定した図書館経営の継続」が可能になることを忘れてはなりません。
蒲郡市でもNPOが指定管理者に指定されるとのニュースが届きました。
図書館サービスは市場性に欠け、市民が直接に代価を払って求めるものではないため、今後公共性と委託料を巡る問題が大きくなると考えます。
「図書館利用は無料」を貫く上で「公共の責任」は重大です。森の図書館を支える新たな「市民活動」は誕生するのか?指定管理のベールを取り払って、官民による、新しい図書館づくりの形が生まれるのか?今後も注目していきます。

東京都=
(1) 稲城市立図書館稲城市立図書館(PFIによる運営状況)
IT機器が並ぶ図書館は賑わっていました。今後20年間、行政が行う「民のサービス評価」で緊張関係が維持できるか?
逆に今度は別の「マンネリ化」が起こるのでは?事業者側は機器更新で解決しても、行政側の評価は蓄積できるのか?図書館本来の「サービス」とは何かを明確に示し続けることの必要性を痛感。    
専任・専門・正規の図書館長によって図書館が統括されていることが豊橋市との大きな違いです。
2012年に豊橋市立図書館は100周年。「公立」による「サービスの蓄積」の偉大さを思います。南地域図書館は直営と決定し、「図書館で文字文化の継承」を宣言すべきです。
書籍紹介
本
「近自然学」山脇正俊著/山海堂
近自然型工法」の本かと思って手にしたところ、違いました/川、道、まちづくりから、人間関係につながる基本は「共生・共存」/ドイツやスイスで実証済みの事例がいっぱい/人・環境・健康・経費・安全等の優先順位もテーマ毎に明解です。
☆中央図書館にあります。

南栄ふれあいセンター地図 南栄ふれあいセンター
■とよはし市民会議事務所■
ご相談いつでもどうぞ!
~ピンクの屋根の「南栄ふれあいセンター」~
渥美線南栄駅下車、踏み切りを渡り商店街を直進、
左側3つ目の角です。駅から300m。
月~金 10:00~16:00 開設
〒441-8108豊橋市町畑町森田38-72
TEL&FAX:0532-48-1203
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